40台に口臭が起こる原因は?

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40代になると、口臭や体臭など若い頃にはなかった臭いを指摘される事があります。

ここでは、特に40歳辺りから関係してくる口臭の原因をみていきます。

40代からの口臭が起こる原因は?

40代は体の不調が出やすくなる頃で、その影響が臭いとしても現れてきます。

実際に40代の人では、90%以上の人が口臭で悩んでいる、という調査もあります。

この年代に限定するわけではないのですが、40代で口臭が起こる原因となりやすいものには、次のようなものがあります。

舌苔からの口臭!

舌の表面に白い汚れが付着しているのに気付いた事はありませんか?これは舌苔(ぜったい)といって、口の中から起こる口臭の、6割がここで作られているといわれています。

口臭とは?
口の中には無数の細菌が存在していて、活動(増殖)するために食べカスや口の粘膜がはがれたものなどのタンパク質を分解しています。

それらが腐敗して発生するガスが口臭の元となります。

舌の表面には、味を感じたり舌を守るために、たくさんのヒダがあるのですが、粘膜や食べカスなどの汚れはそのヒダによって舌にたまりやすくなり、そこで口臭が作られているのです。

40代以降になると、特に男性の場合に舌苔が口臭の原因になる、という事を知らない人も多く、舌のケアをせずに口臭の原因となる場合が多いようです。

また40代だけではないのですが、食生活の乱れやストレスなどから胃腸を痛める事も多くなると思います。胃腸の不調は舌苔の付着と関係してくるので注意が必要です。
「舌苔と胃に関係はある?」

ドライマウスによる口臭!

こちらは40代の女性に多くなる口臭の原因なのですが、それがドライマウスです。

ドライマウスとは?

ドライマウスとは、何らかの原因により、唾液の分泌量が減少してしまい、口の中が渇いた状態が続く事をいいます。

このドライマウスは以前は50歳を超えた女性に起こる症状といわれていましたが、最近では30~40代頃から起こる人が増えています。

これにはストレスや不規則な生活が主な原因といわれています。

ドライマウスと口臭の関係!

ドライマウスとは唾液の分泌が減ってしまう症状ですが、唾液と口臭には非常に深い関係があるのです。

口臭は細菌が食べカスなどを分解して作り出すガスといいましたが、唾液は分泌される事で、食べカスや口の中の汚れを洗い流す作用(自浄作用)を持ちます。

また唾液の成分の中には、細菌を殺菌する働きを持つ酵素などが含まれているため、細菌への抗菌作用もあるのです。

逆に唾液の分泌が少く口の中が渇いたドライマウスの状態というのは、細菌が活発に活動しどんどん口臭となるガスを作り出してしまうため、口臭対策としてはたくさんのさらさらの唾液を出す事がとても大切な事となります。
「ドライマウスの対策は?」

肝臓の不調による口臭!

毎日お酒を飲んでいるような人は、若い時は良くても40代になると、肝臓の機能が弱ってきている場合があります。

そして肝機能の低下は口臭を引き起こすことがあるのです。

肝臓にはとても多くの働きがあるのですが、その1つに「解毒」というものがあります。

解毒とは体の外から入ってきたり、体内で作られた体に害のあるものを無毒化して、体の外に出します。

体の外から入ってくるもので有名なのはアルコールなどがあります。

そして体内ではアンモニアが発生します。

肝臓はそれらを尿素に変えて排出できるようにするのですが、肝機能の低下により分解しきれずに残ったアンモニアが血液を通って肺から呼吸と一緒に出てきて、口臭となります。

ただし肝臓はとても強い臓器なので、多少の事ではそれほど強い臭いはしません。

逆にアンモニアの臭いに似た口臭がする場合は、肝機能の低下がかなり進んでいる可能性があります。

すぐに検査を受けるようにしましょう。