口臭チェッカーはどうなのか?

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  口臭チェッカーというものを知っていますか。ブレスチェッカーとも呼ばれ、簡易的に口臭の強弱を、具体的な数値によって判断してくれる計測器です。この口臭チェッカーに関しては、信頼できるのかどうかという意見がいろいろありますが、実際にはどうなのでしょう。

口臭チェッカーはどうなのか?

簡易的に自分の口臭を計測できる口臭チェッカーは、ネットでも色々探す事ができますが、そのほとんどが体脂肪計などで有名なタニタの商品になります。

一流企業の商品であることに加え、価格は2,000円台位からあり、簡単に計測する事ができ持ち運びにも便利なサイズなので、利用している人も多いです。

ちなみに半導体ガスセンサーというもので口臭を感知していて、このセンサー自体には寿命があり、約500回の計測か、1年間の使用となっています。

私の使用している感じでも、1年はもっているのかなぁ、というところです。

使用方法はとてもシンプルで、電源を入れ、息を吹きかけ、5秒後に0~5の6段階のレベルで計測されます。この時、機械と口の距離はいつも一定にしましょう。

口臭チェッカーの否定的な意見

口臭チェッカーはあてになる、あてにならない、と意見が分かれます。そしてその中には、

  • 「間違いなく臭っているはずなのに、口臭がきついという数値が出ない!」
  • 「気休め程度に使うべき」
  • 「つねに数値が同じなので、あてにならない」

などの否定的な意見が多くあります。これらはどういう事なのでしょう?

そもそも口臭には、色々な要素、原因があり、臭いの種類も様々です。実際に口から出てくる臭いの成分は、その様々な要素が重なっている場合も多いです。

ところが口臭チェッカーで判断出来るガスの成分には、簡易型の計測器なので当然なのですが、種類が限られます。そのため、口臭の主な原因となる、特定の成分に対しての検出となります。

口臭となる成分の多くは、揮発性硫黄化合物と呼ばれる物質になるのですが、これも揮発性(気体になりやすい)の硫黄を含んだ化合物(硫黄が結合している物質)の総称というだけで、硫化水素などの色々な物質をまとめたものです。

そして口臭チェッカーで、それらすべての揮発性硫黄化合物を検出する事は出来ません。

これらを検出できるような機械は、口臭専門の歯科医や、専門の大学の機関にはありますが、価格は数十万から数百万となり、計測方法もまったく異なり、検出結果を分析するのも専門的な知識を要します。

さらにこの様な装置を使用しても、口臭以外の要因に結果が影響する事もあり、完全に正確とは言えないそうです。

つまり2~3,000円程度で手に入る口臭チェッカーで、誰もが納得できる、実際の口臭の成分と、完全にマッチした結果を求める事は出来ないのです。

口臭チェッカーは、自分の確認用に!

ここまで書くと、口臭チェッカーは全く役に立たない、というような印象を持たれるかもしれませんが、そうでもありません。

私自身の感想から言うと、明らかに口臭を感じる、寝起きの時間帯の数値は、他の時間帯より高いですし、普段の昼間の数値と、風邪を引いた時の昼間の数値では、後者の時の方が高くなります。

つまり口臭の強弱については、判断がされていると感じます。

その時の数値、例えば「3」なら説明書では「強い口臭を感じる時があります」となっていますが、その内容を気にするのではなく、自分の中での判断基準として、普段は「2」なのに、今日は「3」だから、いつもより気を付ける、という使い方が良いのではないでしょうか。

臭いを検知するセンサーが付いていて、臭いの強弱を測ることは出来るわけですから、毎日チェックする事で、普段の状態(数値)を把握し、異常値(極端に高い数値など)が出た時には、いつもより口臭のケアを心掛けるようにしましょう。