クリニカのマウスウォッシュの効果ってどうなの?

クリニカ画像
photo credit: Chiara Lorè Christmas Gifts via photopin (license)

口臭の対策のためにマウスウォッシュを使いたいけど、種類が多くて何がいいのか分からない!なんてことありませんか?

いろんなメーカーからさまざまなアイテムが出てるので。

ココではコマーシャルでもよく見かけるライオンの「クリニカ」について、どんなマウスウォッシュなのか、口臭への効果はどうなのか、などについてみていきます。

クリニカのマウスウォッシュには、どんな種類がある?

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マウスウォッシュには2種類ある!

クリニカのマウスウォッシュの前に、マウスウォッシュには大きく分けて2つあるのを知っていますか?

それは

  • 洗口液(せんこうえき)
  • 液体歯磨き

の2つです。

洗口液というのは、いわゆる一般的にマウスウォッシュといわれて想像されるもので、口に含んですすぐだけのタイプ。

一方、液体歯磨きはすすいだ後に吐き出し、あるいは少し口に残した状態でブラッシングをする必要があります。

(メーカーによっても呼び方や分け方が色々なんですが、このサイトではこの2つに分けて説明します)

まず、その違いについては知っておきましょう。

クリニカのマウスウォッシュは3種類

クリニカには、

  • クリニカアドバンテージデンタルリンス
    すっきりタイプ
     
  • クリニカアドバンテージデンタルリンス
    低刺激タイプ
     
  • クリニカクイックウォッシュ

という3つのマウスウォッシュがあります。

それぞれ、効果などに有効とされる成分が配合されている「医薬部外品」となっています。

クリニカアドバンテージデンタルリンスすっきりタイプ

(名前が長いので「すっきりタイプ」と呼びます)

このマウスウォッシュは、上でいうところの液体歯磨きとなります。

なので使い方としては、 適量の液体歯磨きで口をすすいだ後にハブラシによるブラッシングが必要

歯磨きが終わった後は水ですすぐ必要はありません。

気になる場合にはすすいでも構わないんですが、有効成分が流れてしまうので軽くすすぐくらいにしとくのが良いそうです。

クリニカアドバンテージデンタルリンス低刺激タイプ

(低刺激タイプと呼びます)

基本的にすっきりタイプと同じ有効成分が配合されているんですが、違いは アルコールが含まれているかどうか

上のすっきりタイプはアルコールを含むため、使用後にスッとしますが使っている最中の刺激も強くなります。

それに比べると、低刺激タイプはアルコールを含まないノンアルコールタイプなので、ピリッとした刺激が苦手な人にも使いやすくなります。

また口臭の対策にとって唾液というのはとても重要なのですが(「口臭対策のために唾液を出す方法!」)、アルコールは口を乾かせやすいので、低刺激タイプの方が口臭対策としては良いかもしれません。

クリニカクイックウォッシュ

こちらは上の2つと違い、いわゆる洗口液となります。なので、使用方法としては、口に含んですすぐだけ。

詳しくは後ろに書いてますが、有効成分の内容が他のマウスウォッシュ(液体歯磨き)とは異なります。

クリニカの口臭への効果は?

まずは口臭の原因を知ろう!

クリニカのマウスウォッシュの効果の前に、口臭が何で発生するかを簡単に見ておきます。

口臭が起こる仕組み
  • 口の中には無数の細菌が存在
     ↓
  • 活動するのに食べかすなどのタンパク質を分解する
     ↓
  • 分解されたタンパク質は腐敗して硫黄を含む気体を発生
     ↓
  • このガスが口臭として口から出てくる

つまり、口の中の細菌が活動することによって作り出されるガスが口臭の元となります。

マウスウォッシュの効果画像

クリニカはどこがいいんだろう?

液体歯磨きの場合

クリニカのマウスウォッシュのすっきりタイプと低刺激タイプ(液体歯磨きのほう)には、

  • 塩化セチルピリジニウム(CPC)
  • 塩化ベンゼトニウム(BTC)

という成分が配合されています。

これらの成分は抗菌、殺菌作用を持ち、口の中の細菌の働きを抑え、結果として口臭を抑える働きがあるとされています。

さらにこのマウスウォッシュには、コーティング剤として、グリセロリン酸カルシウムという成分も配合。

この成分は上の2つの殺菌成分を歯の面にくっ付ける作用があり、歯肉炎や口臭を抑える働きをするようです。
(参照:クリニカ/クリニカアドバンテージデンタルリンス)


ちなみに細菌を殺菌するマウスウォッシュなら、プロフレッシュという商品もあります!
「プロフレッシュは口臭に効果ある?」


洗口液の場合

ではクリニカのクイックウォッシュ(洗口液)の方では、どのように働くのでしょう。

クイックウォッシュには、液体歯磨きに入っていた有効成分は入っていません。

その代わりに配合されているのが、

  • デキストラナーゼ酵素

という成分。

これには 歯垢を分解して除去する働きがあるというのです。
(参照:クリニカ/クリニカクイックウォッシュ)

歯垢とは食べかすと思っている人がいるんですが、それは違います。歯垢は細菌の塊なんです。

まさに虫歯や歯周病、口臭の原因となります。その歯垢を剥がしとることができるのなら、口臭の対策となるでしょう。

ただ、個人的にはマウスウォッシュだけできれいにはがれ落ちるのかなぁ、という疑問は残ります。歯医者さんで聞いてもマウスウォッシュだけで歯垢を取り除くのは無理、と言われた事もあるので。

クリニカのサイトでも、

※毎日の歯磨きに加えて、ご使用下さい。

(引用:クリニカ/クリニカクイックウォッシュ)

となってますし。この薬用成分がどうなのかな?という感じです。

クリニカのマウスウォッシュのまとめ

クリニカの液体歯磨きは、口臭を作り出す細菌を殺菌する成分を含んだマウスウォッシュ。

ブラッシングをすることで効果が期待できます。

洗口液の方はすすぐだけで酵素が歯垢を分解する、ならもちろんいいんだけど、歯垢は歯ブラシで磨かないと取れないと今まで思っていたんで、どこまで取れるんだろう?という感じ。
(個人の感想です)


他にもいろんなマウスウォッシュがあります。
「マウスウォッシュの効果は?いろんなのまとめてみました!」
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