ダイエットのための無理な食事制限で口臭がおこる?

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世の中には色々なダイエット方法があり、取り組んでいる人も多いでしょう。

そんなダイエットですが、実は口臭の原因となる場合があるのです。何の関係もなさそうなのですが、どういうことでしょう?

ダイエットしても痩せないうえに口臭が!

ダイエットをすると、口臭が必ず起こるということではありません。ダイエットには、正しい方法と、正しくない方法があります。

正しいダイエットと方法とは、簡単にいうと適度なカロリーを摂りながら、運動する事によって基礎代謝(生命を維持する為の最低限必要なエネルギー量)を上げる事です。

そうする事でカロリーを消費しやすく、また太りにくい体質になるのです。

そして、正しくないダイエットの方法とは、食事制限だけをするというもの。

とにかく摂取するカロリーを減らせば良いという考えで、食べ物だけをバランスも考えずに減らすというダイエット方法です。

これではダイエットが成功しないばかりか、ダイエット臭と言われる口臭や体臭が起こる事にもなります。

無理な食事制限のダイエットで口臭が発生するまでの流れ

  • 食事制限だけのダイエットをする
  • タンパク質、炭水化物の不足
  • エネルギーを作れない
  • 脂肪を分解した脂肪酸をエネルギーにする
  • 運動不足による基礎代謝の低下=エネルギーに出来ない
  • エネルギーにしきれない脂肪酸が残り、血液に入って体臭となる
  • さらにエネルギーの不足が続く事で、血行不良による酸素の不足
  • きちんとしたエネルギーが作れず乳酸発生
  • アンモニアとともに血液中へ
  • 肺にも周って呼気に混ざってアンモニア臭の口臭となる
  • さらに食事制限によるエネルギー不足が続くと…
  • 増え続けた脂肪酸がケトン体という物質を作る
  • ケトン体が血液を通って肺に回り呼吸と一緒に口臭として出てくる


そしてこの最後に出来た
ケトン体が、ダイエットによる口臭の原因の物質です。

少し長くなりましたが、これが食事制限によるエネルギーの不足の為に口臭が発生する流れです。

このケトン体は糖尿病の際にも発生する、非常にきつい、ツンとした臭いです。

ダイエットで発生するケトン体とは?

人間は取り入れた栄養などから、エネルギーを作り出さないと活動できません。入って来るものが少なくなると、体の中にあるものからエネルギーを作り出す事になります。

全ての中心となる脳に関しては、主に糖でしかエネルギーを作り出す事ができません。そしてダイエットで糖が入って来なくなった時に、唯一代わりのエネルギーとなるのが、ケトン体なのです。

つまり、ダイエットの最中に甘酸っぱい口臭や体臭がしてくるという事は、脳に必要な糖までもが、体の中で足りなくなっている状態といえる訳です。

食事制限だけの無理なダイエットは、口臭が発生するだけでなく、体にとっても良くないのです。

上にも書きましたが、適切な量の食事と適度な運動をする事で、体の基礎代謝を上げ(過度な運動による代謝でカロリーを消費する、という事ではありません)、カロリーを消費しやすい体にしましょう。