口臭対策にデンタルリンス!! 

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口臭対策を行うグッズにデンタルリンスというものがあります。

どういう物なのか?使い方は?他のとの違いは?など分かりにくい部分があるのでそのあたりを見ていきましょう。

デンタルリンスとは?

色々なサイトを見ても、また販売しているメーカーによっても呼び方が違ってややこしいのですが、このサイトではマウスウォッシュ(洗口液)と、液体歯磨きに分けて説明していきます。

この2つの区別があいまいになっている場合もありますが、使用方法が異なるので注意しましょう。

マウスウォッシュ(洗口液)

マウスウォッシュには薬用の成分が入っている医薬部外品に分類されるものと、化粧品として扱われるものがあります。

化粧品のタイプのものは、強めの香り成分が配合されていて、口の中の臭いを他の良い香りで覆い隠すというマスキング効果(体臭を香水で隠すのと同じ)を期待したものとなります。

口臭は細菌が作り出すガスなのですが、 殺菌成分などが入っていないので、 臭いの元には作用しません。

一方、医薬部外品に分類されるタイプでは、何らかの効果が認められた薬用成分が配合されていて、口臭を作り出す細菌に対しての働きかけが期待できます。

ただしマウスウォッシュだけを使っていては細菌に対しての効果は低くなります。

歯垢の除去が大切!!

マウスウォッシュの使用方法は、口に含んでクチュクチュ15~30秒ほどうがいをする、というものです。

ところがこれだけでは細菌を殺菌する事はできません。口の中の細菌は、ネバネバした塊になっています。

実はそれが歯垢(プラーク)と呼ばれるもので、口の中にある白っぽい塊は食べカスではなく、細菌の塊なのです。

それらはバイオフィルムという粘着性の高い物質で出来ていて歯にべったりくっついているので、うがいだけでは剥がれないのです。

つまり口臭を作り出す細菌の塊である歯垢を除去するには、物理的に歯ブラシで歯垢を壊す事が必要であり、その後のマウスウォッシュにこそ意味があるのです。

マウスウォッシュの効果を生かす為には、必ず一緒に使用しましょう。マウスウォッシュのみの口臭対策、虫歯・歯周病対策はほとんど無意味です。

液体歯磨き

液体歯磨きはマウスウォッシュと同じような液体状ですが、使用方法が異なります。

液体歯磨きは口に含んでクチュクチュうがいをした後、吐き出す、あるいは少しだけ口に残したまま歯ブラシによるブラッシングをする必要があるのです。

うがいだけでは意味がありません。

マウスウォッシュよりめんどくさいと感じるかもしれませんが、マウスウォッシュも口臭を抑える効果を考えれば、ブラッシングは必須なので同じ手間と言えるでしょう。

液体歯磨きのメリット

  • 液体なので薬用成分などがすみずみまで行き渡る
  • 研磨剤が入っていないので歯や歯茎を傷めない

液体歯磨きのデメリット

  • 研磨剤が入っていないので茶渋などが落とせない
  • 泡立たないのでスッキリ感は劣る

普通の歯磨き粉の方が良い所もありますし、さらに歯磨き粉をつけずに磨くことによる利点もあります。

用途に合わせて使い分けるのも1つの方法だと思いますが、一番大切なのはきちんと磨く(歯垢を落とす)という事です。

何を使ってもブラッシングが適当では意味がありません。

正しいと思っていても案外歯垢が落ちていないという人は、大人の方でもたくさんいます。

検診も兼ねて歯医者さんでのブラッシングの指導を受ける事は、虫歯、歯周病の予防にとどまらず、口臭の予防にも役立つでしょう。