口臭や体臭の対策にハーブが良い、なんていう事を聞いた事はありませんか?
ハーブには色々な作用があり、それが口臭に効くというのですが、実際のところはどうなんでしょう。
ハーブとその効果
ハーブとは実はなかなか定義が難しいのですが、一般的には、植物の中で効能を示す薬草や、料理などによく使われる、香草を指すことが多いようです。
色々な国、地域に多種多様なハーブが存在しています。その中に口臭に効くと言われるものがあります。
ハーブの効果としては次のようなものがあります。
消臭効果
ハーブには 消臭効果があると言われます。
香草と言われるくらいで、そのハーブ自体が香りを発するので、その香りで口臭を隠す、という効果が見込まれます。
それらに適したハーブにはミントやローズマリー、セージなどがあり、ガムの香料としてもミントが使用されています。
抗菌、殺菌作用
口臭は口の中の細菌が活動する時に、食べカスなどを分解しそれらが腐敗した時に発生するガスです。
つまり細菌の増殖を抑えたり殺菌する事ができれば、口臭対策に大いに役立ちます。
そしてハーブには効果に、抗菌効果や殺菌作用がある、と言われているものがあります。
抗菌・殺菌作用があるといわれるハーブ
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ただしこれらの殺菌作用は、 それ程強いものではありません。
その為、飲んだらすぐに口の中の菌がいなくなり、口臭がピタッと止まる事は無いでしょう。
殺菌力だけを考えて利用するなら、うがい薬やマウスウォッシュなどの方がはるかに効果があります。
ある程度習慣づける事で、口の中の状態をよい方向へ変えてくれる、という効果は見込めるかもしれません。
体をリラックスさせる
それでは口臭対策にとって、ハーブティーはあまり役に立たないのかというと、そうでもありません。
人は緊張している時、ストレスを感じている時などに口臭を発生させます。
これは病気ではなく、だれにでも起こるものなのですが、ハーブティーにはそれらを解消させる効果があります。
「ストレスと口臭の関係とは?」
リラックス効果があるといわれるハーブ
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体を落ち着かせた状態でいる事は口臭対策に効果があり、この意味でハーブは口臭に効くと言えるでしょう。
リラックスしている時というのは、唾液の分泌も活発になります。口臭を防ぐのに最も適しているのは、 新鮮な唾液をたくさん分泌させることです。
唾液には口の中を清潔に洗い流す自浄作用を持ち、口の中の細菌に対して抗菌作用を示す酵素も含むからです。