肥満の人の方が口臭が強い?

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肥満とはどの様な状態なのか、という定義には色々ありますが、一般的には「脂肪がつきすぎている状態」といえるでしょう。

肥満といえば色々と体に悪いと言われていますが、実は口臭にも関係があります。

そもそも肥満とは何?

上でも定義を紹介しましたが、体に脂肪が過剰についてしまっているのを肥満といいます。

人間の体は、水分、骨、筋肉、内臓、そして脂肪でそのほとんどが構成されていて、そのうち脂肪以外は大人になった時点でほとんど出来上がっています。

つまり大人になってから増えた体重のほとんどは脂肪の分だといえます。

肥満の判定方法現在、肥満かどうかの判定はBMIという計算式を利用して判断されています。

BMI計算式=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m)

この式で計算された数値で次のように判定されます。

  • 18.5未満やせ
  • 18.5以上25未満普通
  • 25以上肥満

またこれ以外にも、体の中で脂肪がどれ位の比率を占めるか、という体脂肪率も重要とされていて、男性では25%、女性では35%を越えると肥満とされています。

口臭と肥満の関係は?

口臭と肥満の関係に関しては、実際に肥満気味の人と普通の体型の人の口臭を比較したデータがあるのです。

2007年にイスラエルの大学で行われたのですが、男女、年の異なる88人の起床時の口臭を測定したところ、

BMIの数値の高い人の方が口臭の数値も高かった

という事のようなのです。つまり肥満の人の方が口臭が強くなる傾向があるという事です。

医学的に解明されてはいないのですが、この実験を行った大学の教授は、太った人がよく食べる食べ物が口を渇かして口臭が発生しているのでは、としています。

そして太っているという事は、自分の体重管理ができておらず、その様な人は口の中の衛生状態も管理をあまりしないのでは、という様な推測をしているようです。

体重管理が出来ないから口の中も汚れている、というのは少々乱暴な推測に感じますが、確かに食習慣や嗜好は、口臭に関わってくる事があります。

肥満の人で肉類や脂っこい食べ物を好む人は多いと思います。少なくとも野菜しか食べずに肥満になっている人を私は知りません。

脂っこい食事が口臭を発生させる?

このような食事ばかりとっていると、胃腸の負担が大きくなり働きが弱まってしまいます。

そうなると消化不良を起こし食べ物が胃腸の中で長い時間留まる事となり、発酵して臭いの成分を発生させます。

それらは血液にも溶けていき、肺に回って呼吸と一緒に体外に排出されて口臭となる事があります。

肥満の解消には?

肥満の人というのは、カロリーが消費できていない訳ですから、運動不足の人が圧倒的に多いといえるでしょう。そして運動不足は口臭の発生と関わる事もあります。

運動をしていない事が直接口臭を発生させる、という訳ではないのですが、運動不足でストレスが溜まったり、血液の流れが悪くなることによって、口臭が発生する事もあります。

何も激しい運動をしないといけない、という訳ではありません。

筋力アップの出来る軽い運動をするだけでも、ストレス解消になるだけでなく、体の基礎代謝(体を動かす為の最低限のエネルギー)の量が増え、太りにくく痩せやすい体になります。