口呼吸のせいで口臭が?改善のための9つの方法!

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あまり知られてはいませんが、口臭の原因の1つに、口呼吸があります。

たかが口で呼吸するだけ、と思うかもしれませんが、口臭にとって非常に悪影響となります。口呼吸が口臭を起こす仕組みと、口臭対策のために口呼吸を改善する方法をみていきます。

そもそも口呼吸とは?

口呼吸とは、そのままですが口で呼吸する事です。

普段から口呼吸をしている人は違和感がないかもしれませんが、本来、人間は鼻で呼吸する生き物です。

それが様々な原因によって、鼻だけでしんどくなった呼吸を、口でも助けるようになり、それが癖になってしまい、日常的に口で呼吸するようになってしまうのです。

口呼吸による体への悪影響!

風邪を引きやすくなる

空気帳には細菌やウイルスがたくさんいますが、鼻で呼吸する事で、鼻がフィルターの役割をしてそこでおさえています。

ところが口呼吸になると、直接細菌が入ってくるので、喉などを傷めやすくなります。

虫歯になりやすくなる

口での呼吸により、乾燥して唾液が渇いてしまうと、唾液に含まれるミネラルによる再石灰化が行われずに、虫歯が発生、進行してしまいます。

睡眠不足になる

口呼吸の人は、鼻呼吸の人と比べて、寝つきが悪い、睡眠が浅いという調査結果があります。

起きている時は鼻呼吸でも寝ている間に口で呼吸している人も多くいます。

口呼吸と口臭の関係は?

ここからが本題ですが、口呼吸をしていると、口臭にも悪影響が出てきます。

口呼吸がなぜ口臭にとって悪いかというと、虫歯のところで少し書きましたが、口の中の水分を無くしてしまうからです。つまり、口の中にある唾液を乾燥させてしまうのです。

試しにわざと口をあけて呼吸してみてください。1分もすれば口の中が渇いてくるのを感じると思います。

唾液には、「唾液の働きとは?」にも書いていますが、

  • 口の中を洗い流し清潔に保つ自浄作用
  • 口臭のガスを作り出す細菌を殺す抗菌作用
  • 口の中を細菌が好む酸性から中性に戻す緩衝作用
  • 作られた口臭の成分を溶かしておく働き

などがあります。

口呼吸は、その口臭対策に大切な唾液を渇かしてしまうので、口臭の発生に結び付いてしまうのです。

口呼吸になる原因は?

鼻づまり

鼻炎や花粉症、風邪などの時の症状として、鼻づまりがあります。

鼻が詰まっていると、普段はきちんと鼻で呼吸している人でも、息をするのがしんどくなって、口で呼吸の助けをしてしまいます。

歯並びが悪い

少々の歯並びの悪さでは大丈夫ですが、ひどい場合に口を閉めにくくなり口呼吸になっていることがあります。

また逆もあって、口呼吸によって歯並びが悪くなるケースもあるようです。

筋肉が弱い

口を閉じる為には、当然口の周りの筋肉を必要とします。その筋肉が弱い場合に口を閉じるのがしんどく口呼吸になります。

食べ物を食べる時の噛む回数の低下や、赤ちゃんの頃におしゃぶりをしない事が原因といわれます。

寝ている間

普段は大丈夫でも、寝ている時には口呼吸になるという人は多くいます。

朝起きて喉が痛い、と感じる人は注意が必要です。

原因としては、仰向けに寝ている、枕が自分の頭の高さに合っていない、等の理由で気道が狭くなって口呼吸になる事があります。

また太っている人や、姿勢の悪い人も口呼吸になる場合があります。

自分では意外と気付かない口呼吸

口呼吸は人に、「口、開いてるよ」などと指摘されないと気付きにくいものです。次の項目をチェックしてみて、自分が口呼吸をしているかどうか確かめてみましょう。

  • ふと気付くと口が開いている事がある
  • 食べる時に発生するクチャクチャ音がなる
  • 食事中にむせやすい
  • 唇がよく渇く
  • 口を閉じるとアゴに梅干しのようなシワができる
  • 歯並びが悪い
  • イビキをよくかく
  • 仰向けで寝れない
  • 朝起きると、口が粘つく
  • 朝起きると、のどがヒリヒリする

口呼吸から鼻呼吸へ改善!

口呼吸をやめて鼻呼吸にする事は、口臭の為だけでなく体にも良いので、ぜひ改善していきましょう。

口を閉じる意識を持つ

テレビを見ている時や、運転中など、ついつい無意識のうちに口が開いてしまいます。

まずは普段から口を閉じるという事を、起きている時間に関しては常に意識して改善するようにしましょう。

仕事中パソコンをしているときに口が開いている、という事も多いので、他の人には分からない言葉でメモを貼っておいて、意識するのも方法の1つです。
(パソコンの画面に口呼吸、と貼っておくのは勇気がいります。)

舌の位置

本来舌は、口の上の面にくっついているのが正常な状態です。ところが口呼吸をしている人は、舌の先が、下の前歯にくっついている状態となります。

舌が上にくっついていると、たとえ口が開いていても呼吸できません。こちらも改善することを、普段から意識しましょう。

ガムを噛む

口を閉じるには、口の周りの筋肉を必要とします。

ガムを噛む事は、口の筋力を高めるのに有効です。また、唾液の分泌にも効果があり、一石二鳥。

食事に注意

食べ物を噛むときは、片側ばかりで噛まず、両方の奥歯で均等にバランス良く噛みましょう。

片方の歯ばかりで噛んでいると、噛み合わせが乱れ口呼吸の原因となります。

あいうべ体操

口呼吸を鼻呼吸に改善する有名な体操で、

  • 「あー」(口を開く)
  • 「いー」(口を横に開く)
  • 「うー」(唇をつき出す)
  • 「べー」(舌を出来るだけ下に出す)

と口を大げさに開けて動かします。毎日続ける事が大事なので、回数は無理なく出来る回数で。

口テープ

寝ている時は無意識に口が開いて、口呼吸となってしまうので、口にテープを貼って習慣づけます。

セロテープなどは肌に悪いので、サージカルテープ(ガーゼなどを患部に固定するテープ)や専用のものを使用しましょう。

鼻腔拡張テープ

鼻の疾患で鼻づまりがきつい人には、口テープは息苦しいと感じるかもしれません。そんな場合には、この鼻に貼って鼻での呼吸を楽にするグッズでの改善が効果あります。

貼る場所によって効果が変わるので注意が必要。

マウスピース

歯の部分にはめて固定する事で顎が開くのを防ぐ、というもので市販されています。

寝た状態で使用するので、歯への負担がやや気になる所ですが、テープよりも確実です。

おしゃぶり

日本人には口呼吸の人が多く、その理由が赤ちゃんの時におしゃぶりをする期間が短いからだと言われています。

そして大人でもおしゃぶりをすると口呼吸が解消するとも言われています。

大人用のものは、今みなさんが想像しているような形状でないものも市販されています。たださすがに、それをくわえて外出はおかしいので、家で過ごす時間に利用してみるのがいいでしょう。

口呼吸は、とてもデメリットの多い習慣です。口臭だけでなく、花粉症やアトピー、喘息などのアレルギー体質の原因とも言われます。

日々の意識付けや、グッズの利用によって、口呼吸から鼻呼吸に改善していきましょう。