口臭の原因になる虫歯!

口の臭いって気になりますよね?

口臭には、誰にでもおこる生理的口臭と、何らかの病気や症状によっておこる病的口臭があります。

病的口臭(病気が原因で起こる口臭)の80~90%は口の中に原因があります。

そして虫歯はその1つです。

虫歯ができるとなぜ口臭が発生するのでしょうか?

その流れを見ていきます。

虫歯を作る細菌が、口臭も作る

口の中には虫歯菌(ミュータンス菌)が常に存在しています。

この細菌が、口に入ってきた砂糖の糖分を分解して取り込み、酸を作ります。

その酸が歯の表面を溶かしていき、それが虫歯になります。

歯垢に注意!!

この一連の流れは、歯垢(プラーク)の中で行われます。

よく歯垢を食べカスの塊と思っている人がいますが、糖を分解しながら増殖した細菌の塊で、歯垢1mgには2~3億の細菌がいます。

そして歯垢は放っておくと、2~3日で歯石になり歯ブラシでは取れなくなります。

初期の虫歯は再石灰化(歯の表面から溶け出たカルシウムなどが、再び表面に戻って固めようとする作用)により回復します。

実は歯の表面では、虫歯により歯の表面が溶け出す脱灰と、再石灰化を繰り返しているのです。

再石灰化には唾液に含まれるカルシウムやミネラルが必要となります。

ところが歯垢には唾液が浸透しにくい為、歯垢と接している部分の歯では常に酸が作られ、虫歯が進行していくのです。

虫歯の予防には、十分な唾液の分泌と、適切なブラッシングによる歯垢の除去が大切になってきます。

虫歯による口臭とは?

では虫歯が原因の口臭にはどのようなものがあるのでしょう。

まず、虫歯が進行する過程で放出される酸の臭いがあります。

また細菌が食べカス等を分解、腐敗した時に発生するガスの臭いも口臭の原因となります。

さらに虫歯が進行してが出るようになると、その臭いはかなりきつくです。

虫歯は進行とともに歯に穴が開いてくるので、そこに臭いの発生源が溜まりやすくなり口臭をおこします。

それ以外には、虫歯の治療の為に銀歯などの被せ物をした場合、上手く治療が出来ていないと後々隙間から虫歯が出来てしまいます。

そうなると銀歯の中で虫歯が進み、また臭いがこもってしまうので、とてもきつい口臭となります。

本人が気付きにくい?

虫歯による口臭は、割合で行くと原因としては大きくありません。初期の段階では周りが感じるほどの口臭を発することが少ないからです。

ただし進行とともに徐々に臭いがきつくなり、しかも常に臭いを発している為、本人が気付かない場合が多いです。

虫歯になってしまってからの対策としては、当然歯医者さんでの治療となります。

きつい口臭をおこすほど虫歯が進行していれば、痛みなどの自覚症状はあるはずです。

逆にそこまで進行していれば、ほぼきつい臭いが発生していると自覚し、一日も早く治療を行いましょう。