口臭に効果があるといわれる食材には色々ありますが、その1つにシナモンがあります。
名前は聞いたことがあっても、詳しく知らないという人も多いこのシナモンが、口臭にどの様に効くのかをみていきます。
シナモンって何なの?
シナモンケーキやアップルパイ、サングリアなどに利用されるシナモンですが、シナモンとは、熱帯地域に生育するクスノキ科の木の名前で、普段見かける棒状や粉上のスパイスは、この木の樹皮をはがして乾燥させた物で、世界で最も古くからあるスパイスと言われています。
実はこのシナモンには、色々な効果がかくされているのです。
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このような作用があるといわれるシナモンですが、口臭対策にも効くというのです。
シナモンが口臭に効く?
シナモンの抗菌作用
口臭の正体は、口の中の細菌が食べカスなどをエネルギーにする為に分解して、それらが腐敗するときに作られる、揮発性硫黄化合物(VSC)と呼ばれるガスです。
つまり口の中の細菌が活動することで、口臭は発生してしまうのです。
ということは細菌を殺菌する事ができれば、口臭を抑える事ができるともいえます。
実はシナモンには細菌に対しての抗菌作用があると言われています。
それはシナモンやシナモンのオイルに含まれる、桂皮アルデヒド(シンナムアルデヒド)という物質による効果で、大腸菌やカンジダ菌への殺菌効果があるとされています。
具体的に口の中の細菌に対しての効果は報告されていないようですが、他にも色々な細菌の増殖を抑える、という事なので期待出来るのではないでしょうか。
このシナモンの抗菌作用を利用するのに、シナモンスティックを、沸騰したお湯に入れて作るマウスウォッシュが紹介されていますが、マウスウォッシュにすると、抗菌効果を持つ物質の濃度が薄くなりすぎるので効果は期待できないように感じます。
小さく切った物を直接食べると効果が見込まれるかもしれませんが、味がかなりきつい事(香辛料ですから)と、過剰の摂取は体に悪影響がある、との報告もあるので注意が必要でおすすめできません。
パウダー状の物で適量を料理やデザートに利用する、というところでしょうか。
鎮静効果
シナモンには上に挙げた作用の他にも、本当に色々なものがあります。その中の1つに鎮静(ちんせい)効果というものがあり、神経の興奮などを抑えてリラックスさせるといわれています。
口臭の対策には、唾液をたくさん分泌させる事が大切です。
それは唾液に口の中を清潔に洗い流す自浄作用があり、細菌に対して抗菌作用を持つ酵素も含まれるからです。
唾液は自律神経という、自分ではコントロールできない神経によって分泌されているのですが、興奮状態や緊張状態になると、この自律神経は唾液を分泌しない方に傾いてしまいます。
その為、このような状況では強い口臭が発生してしまいます。シナモンの鎮静効果は、これらの口臭への対策に効果があるといえるでしょう。