口臭の敵!! 歯周病とタバコの関係

photo credit: Kool Cats Photography over 3 Million Views via photopin cc

口臭を引き起こす大きな原因となる病気に歯周病があります。

またタバコを吸うと独特の口臭が起こりますが、実はこの歯周病とタバコの間には、深い関係があるのです。

歯周病の画像

歯周病とタバコの関係

タバコが健康に及ぼす害は色々と言われてきているので、ご存知の方も多いと思います。
タバコのパッケージに書かれている位ですから。

タバコには、4000種類以上の化学物質が含まれ、そのうちの200種類程が有害物質であり、発ガン性物質も含まれます。

それだけで体には十分悪そうなのですが、それらの中で有名なものとしてはニコチン、タール、一酸化炭素などがあります。

これらのタバコの物質が歯周病に大きな影響を与えるのです。

歯周病にかかりやすくなる

人間の体には、元々病原菌などが侵入してくるのを防ぐ為の免疫機能を持ちます。

ところがニコチンは一種の神経毒であり、歯茎においての免疫力を低下させてしまいます。

病原菌と戦う細胞として白血球がありますが、ニコチンはこれらの数や機能を減少させてしまうのです。

その結果、歯周病菌の感染を引き起こし、歯周病にかかるきっかけとなってしまうのです。

あるデータでは、1日に10本以上吸っている人では5. 4倍、10年以上吸っている人では4. 3倍、歯周病にかかりやすくなるという事です。

歯周病が進行しやすくなる

タバコに含まれる一酸化炭素は酸素の供給を妨げます。

またニコチンには血管を縮めてしまう作用があり、こちらも酸素を供給しにくくなります。

その結果、体内で酸素不足が起こり栄養分が行き渡らなくなります。そのため歯茎が活性化されず、歯周病も改善されにくくなります。

またニコチンの血管収縮作用は歯周病が進んだ時に、歯茎の出血や腫れをを抑えてしまうので、歯周病に気付いた時にはすでにひどくなっている、という事が起こります。

またタバコを吸うと唾液の分泌が減少します。

唾液には口の中の細菌に対して抗菌作用を示す酵素が含まれるのですが、それらが減ることで細菌の塊である歯垢が増えて、歯周病が進行してしまいます。

そしてタバコに含まれるタールは、歯に付着する事で歯の表面に段差を作り、これも歯垢が付着しやすくなるきっかけを作り、歯周病進行の手助けとなってしまいます。

歯周病が治りにくくなる

歯周病を治療していく事で、歯周ポケットの深さが減っていく、歯茎の組織が再生していく、となるのですが、その際、 喫煙者の方が非喫煙者よりも治りが悪いというデータがあります。

それはタバコを吸っている本数に比例して悪くなっていくとの事です。

この様に タバコを吸う事で、歯周病に

  • かかりやすく
  • 進行しやすく
  • 治りにくく

なるのです。

また再発もしやすくなります。

歯周病に対しては、禁煙する事がとても大切です。