ライオンの口をケアする商品のシリーズといえばシステマ。
このシステマのシリーズにはデンタルリンス(マウスウォッシュ)もあるんですが、口臭への効果って気になりませんか?
また使い方に関しても、ただクチュクチュしてたらいい訳じゃありません。
システマのデンタルリンスの種類や、口臭にどのように働きかけるのか、使い方はどうするのか、などについてみていきます。
システマには、どんなアイテムがある?
ライオンのシステマシリーズは、
- システマ
- システマハグキプラス
の2つのシリーズに分かれています。
それぞれの大きな違いとしては、次のようになっています。
システマ
システマのアイテムとしては、
- ハミガキ(歯磨き粉)
- ハブラシ
- 電波アシストブラシ
- 歯間用ブラシ・ジェル
などがあり、さらにデンタルリンスがあります。
デンタルリンスの種類は2つ。
- すっきり爽快タイプ(アルコール含む)
- 低刺激タイプ(ノンアルコール)
とにかくすっきりしたい人は爽快タイプ、刺激に弱い人はノンアルコールタイプといった使い分けになると思います。
システマデンタルリンスの特徴としては、配合された薬用成分によって、
- 歯周病菌の殺菌と菌の付着を抑える
- 歯茎の炎症を抑える
- 虫歯や口臭の原因となる菌を殺菌
といった作用がある、となっています。
システマハグキプラスデンタルリンス
システマハグキプラスには、
- ハブラシ
- ハミガキ(歯磨き粉)
- ナイトケアジェル
に加えてデンタルリンスがあります。
画像引用:ライオン・システマ/システマハグキプラスデンタルリンス
デンタルリンスはノンアルコールタイプの1種類のみ。
特徴としては、
- 配合された薬用成分によって、歯茎の組織を修復させる
- 歯茎の炎症を抑える
- 歯周病菌の殺菌
といった主に3つの作用があるという事です。
システマ、デンタルリンスの使い方は?
それぞれ使い方は同じです。
よくデンタルリンス(マウスウォッシュ)は、口をすすぐだけで大丈夫と思っている人がいるんですが、それは洗口液といわれるタイプ。
このシステマデンタルリンスは、液体歯磨きなので、ハブラシによるブラッシングをしないと意味がありません。
すすぐだけでは意味がない!
有効成分が配合されたマウスウォッシュは細菌に働きかけますが、口の中の細菌は歯垢として歯にこびりついているので、すすぐだけでは中の細菌まで殺菌できません。
歯ブラシで物理的に擦りとる必要があります。
まずは、10ml程度を口に含んでしっかりすすぎ、すみずみまで行き渡らせます。
そのあとに普通の歯磨きのようにしっかりブラッシングしてください。
どのように口臭に働きかける?
そもそも口臭とは?
まず、簡単に口臭が発生する仕組みを見ておきます。
口臭の発生する仕組み |
口の中には億を超える細菌がいて活動しています。
それらは口の中のタンパク質を分解してエネルギーとするんですが、その時に腐敗して発生する臭いのきついガスが口臭となります。 |
つまり、口臭は口の中の細菌が作り出しているんですが、その中には歯周病菌もいます。
そして歯周病菌が作り出すガスは、普通の人の口臭よりも臭いのきつい成分が多く含まれています。
そのため、歯周病の人の口臭はきつくなります。
細菌を殺菌する
よくマウスウォッシュで、香りが強いだけのモノがありますが、あれは根本的に解決していません。臭いを香りでごまかしているだけ。
口臭を抑えるためには、 臭いの成分を無くすか、臭いの成分を作る菌を殺菌するしかありません。
システマでは、効果が認められている有効成分が配合された医薬部外品です。
殺菌効果があるとされている成分が配合されているので、香りでごまかすだけのマウスウォッシュと比較すると、臭いの成分を作る菌に働きかける分、効果は期待できます。
(ちなみに個人的に使っているのは「プロフレッシュ」というマウスウォッシュ。実際の感想とか書いてます→「プロフレッシュは口臭に効果ある?」)
システマのまとめ
システマデンタルリンスは、歯周病+虫歯や口臭の原因菌にも働きかける成分が含まれているのに対して、ハグキプラスの方は、歯周病プラス歯茎の保護に作用するという感じのようなので、口臭メインならシステマデンタルリンス。
歯周病の改善プラス歯茎をしっかりさせたいなら、ハグキプラスもいいのかも。
自分には歯周病は関係ない!と考えているかもしれませんが、30歳以上の約80%が歯周病にかかっていると言われています。
そして歯周病は口臭の大きな原因となります。
1度歯医者さんで診てもらって、じっくりケアしましょう。
他にもいろんなマウスウォッシュがあります。
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