炭水化物と口臭の関係とは?

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炭水化物、または糖質とも呼ばれる体にとって大切な栄養素がありますが、この炭水化物と口臭には深い関係があるのです。

そもそも炭水化物とは?

炭水化物がごはんやパンに多く含まれている事はよく知られていますが、いったいどの様な物質なのでしょう。体にとって重要な栄養素として、「糖質」、「脂質」、「タンパク質」の三大栄養素がありますが、そのうちの糖質の事を言います。

炭水化物の働きは?

炭水化物は消化され体内に吸収されると、ブドウ糖などに分解されます。一部は血液をによって細胞に運ばれ、エネルギーとなります。残りの一部は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられます。ただし全てが蓄えられる訳ではなく、残ったものは、脂肪として体にたまってしまいます。

口臭と炭水化物の関係は?

炭水化物が口臭の発生に関わってくるのは、正しくないダイエットをするからです。炭水化物は体にとって重要なものですが、筋肉や肝臓に蓄えられる量というのは、実はそれほど多くはありません。

その為、余ったものが脂肪になるのを防ぐために、炭水化物を減らそうというダイエットがあります。過剰にとると肥満糖尿病にもつながるので、適切な量を食べるのは大切な事なのですが、問題なのは炭水化物を一切食べないというダイエット方法です。

■ 炭水化物をとらないと…

炭水化物がないのでエネルギー(ブドウ糖)が足りない
 ↓
筋肉や肝臓に貯めてあるグリコーゲンをブドウ糖に変えて使う
 ↓
それも無くなる
 ↓
脂肪を分解して脂肪酸を作りエネルギーにする
 ↓
エネルギーにならずに残った脂肪酸が増えケトン体(アセトン)という物質を作る
 ↓
血液の中を通って肺に達すると、呼吸として外に出てくる

このケトン体が口臭の成分で、臭いはツンとした甘酸っぱいものになります。

炭水化物が原因で起こる口臭の対策は?

答えは簡単、必要な量の炭水化物(糖質)をとる事です。

炭水化物を抜く事の危険性!

急激に長期間、炭水化物をとらないと次のような危険性があります。

  • 脳が栄養不足となり、ボーっとしたり、集中力がなくなる。
  • 肝臓の機能の低下(貯めてあるグルコースをブドウ糖に変えないといけないから)
  • 脂肪だけでなく筋肉も分解され、痩せにくい体になる

特に脳は、主にブドウ糖以外をエネルギー源にできません。(唯一できるのが臭いを作るケトン体だけです。)

炭水化物を抜く事は、痩せにくくなるばかりか、体にも悪い影響が出ます。正しいのは炭水化物を抜くのではなく、制限する事です。

1日に必要な量というのは決まっていないようなのですが、正しい方法を勉強してから行う必要があり、単純に、炭水化物を抜くと良いらしい、という様な噂程度の情報を信じないようにしましょう。そして健康に痩せる為には運動は不可欠です。痩せやすい体質を作るためにも、適度な運動を取り入れましょう。